設計・建築までの流れ

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医院・医院併用住宅の設計・工事監理の流れ
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医院・医院併用住宅の設計・工事監理の流れ

中国地方を中心に九州・近畿・関東方面など幅広いエリアで医療・介護福祉施設の企画・設計を行う「嶋田都市建築設計事務所」の設計・工事監理の流れのページです。私たちは、建物に文化的・芸術的価値を生む創造行為である“建築計画・設計”に力を入れています。こちらでは医療・介護福祉施設における豊富な経験と実績に基づく、多くのケースで共通する設計・工事監理の一連の流れを紹介します。

設計・工事監理の流れ

STEP1: 調査研究・企画

まずは建築にあたっての計画を立てるために土地や環境などを調査研究します。調査研究をしっかり行ったうえで企画に移行する流れです。さまざまな要素を加味し、建築の目標が定まったら、計画・設計のための条件を設定。建築主様の視点に立ち、具体的に企画に落とし込みます。

STEP2: 基本構想(計画)

調査研究・企画を基に今後の建築における基本構想(計画)を練ります。基本設計にまで至るうえでの設計条件を整理し、法規、その他の周辺条件の調査、企画の経営側面まで検討。そのうえで医院施設の機能・規模など設計条件を策定し、基本構想を確定します。

STEP3: 重要事項説明

設計・工事監理契約におけるトラブルを未然に回避するためにも、建築主様に対して重要事項の説明を行います。建築士法第24条の7に基づき、業務の内容や業務体制の詳細を記載した書面を交付したうえで丁寧に解説いたします。

STEP4: 設計の契約

基本構想(計画)を基に、建築全体の見積もりを策定。内容にご納得いただけたら、設計の契約の締結となります。

STEP5: 基本設計

建築主様のご要望に従い、基本設計を行います。建物の平面、空間の構成、各部の寸法や面積、建築的・設備的に備えるべき機能、主な材料のバランスなどを検討。それらをすべて加味したうえで内外のデザインを立案します。建築の空間構造を具体化していきます。

STEP6: 実施設計

基本設計で確定した建築計画に基づき、デザインと技術の両面においてより細部の検討を実施。そのうえで実施設計書を作成し、建築主様の承認を得たうえで工事請負契約図書の一部とします。実施設計書は設計内容や設計意図を忠実に反映したものであり、さらには工事費を適正に積算し、設計の詳細を図面化する役割があります。

STEP7: 工事施工業者の選定

実施設計書を基に、複数の工事施工業者に見積を依頼し、その結果を適正に査定いたします。施主様の利益に繋がるように、より安くより技術力のある施工業者を選定するお手伝いをいたします。

STEP8: 工事監理

工事請負契約が締結され、工事に着手した段階で工事監理業務となります。工事期間中は設計図書を補う意味でも設計意図を施工者に明確に伝え、施工図書の検討・審査を行います。工事監理者としては、工事が請負契約の条件通りに施行されているかを確認。品質管理を徹底します。

STEP9: 工事監理報告

工事完了に伴い、工事監理も終了となります。建築士法第20条3項により、直ちにその結果を文書で建築主様に対して報告を行います。

STEP10: 施設の維持・管理

設計・工事監理がすべて完了した後は、建築主様が安心して建物を利用できるように施設の維持・管理に努めます。経年による劣化やトラブルが発生した際も迅速に対応いたします。